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こんにちは。助産師の三室静香です。

聖隷浜松病院で30年勤務していました。

産科病棟・助産師外来・母乳外来・小児科病棟で勤務し、

妊娠中から出産・子育てをするお母さん、お父さん、お子さん、ご家族の方々等、たくさんの人の繋がりがありました。その中で、生かされ育まれる、人の強さや愛情や命の尊さを学ばせて頂きました。

産科と小児科の両方の業務経験によって痛感したのは、子育ては、一時期のことではなく、連続したものであるということ。その連続の中でお母さんもお子さんも日々変化し成長していくものだということでした。出産後に頼りないほど赤ちゃんのお世話に戸惑っていたお母さんが、数年後には立派な頼もしいい母さんになっていたり。弱々しく、儚げな小さな赤ちゃんが、ご家族の愛情に育まれて、驚くほどの力強さを感じさせる成長を見せてくれたり。

子育てという長いプロセスの中で、様々な経験が親子を共に成長させていくことを、たくさんの方が教えてくれました。ただ、それはどなたも簡単な道のりではなく、見通しの見えない不安や、分からないことの戸惑い、初めてすることへの緊張等、大切なお子さんに関わることだからこそ、悩みながらひとつづつの経験を大切に積み重ねてこられた姿でした。

そうした子育ての一場面に関わらせていただく中で、もっと生活に密接に繋がったケアができたら、と思うようになりました。

 

できることから少しづつですが、子育ての初めに直面する母乳や、子育てのケアから皆様の初めて体験が笑顔で楽しめるお手伝いができたら幸いです。

 

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